麻布十番の観光スポットと楽しみ方について

都心の中にあって下町的な雰囲気を残している麻布十番の観光スポットとその楽しみ方について説明いたします。

この麻布十番は港区内にあります。港区は都心では不動産関係者では、都心3区(千代田区、中央区、港区)の一つであり、近代的な高層ビルが再開発されている場所です。そんな都心3区の港区の中に、タイムスリップしたような下町的な雰囲気を漂わせる町が「麻布十番」です。この麻布十番という名称は、単なる地名ではなく、港区の町名でもあります。すなわち、港区麻布十番○丁目○番というように、港区の町名の一つです。この麻布十番という名前の由来ですが、江戸時代までさかのぼります。

この地域は麻布山善福寺の門前町として栄えまして、古川を中心とした交通の要衝の地であり、馬市や馬場もありました。また、多くの藩の江戸屋敷などもあり当時としては賑やかな町並みだったようです。江戸時代に古川の改修工事がおこなわれまして、十番目の工区がこの地域だったことから、麻布十番と呼ばれまして、その名前が現在も残っています。
そのような歴史のある町ですから、麻布十番商店街は現在も当時を偲ぶ雰囲気が漂っています。また、この商店街には江戸時代から創業され、現在も営業している店舗もあります。著名な店としては、「更科そば店」、「豆源」、「中村屋」などがあります。そのほかにも人気の店としては、「たぬき煎餅」、「たいやき」でよくテレビなどにも紹介される「浪速屋総本店」などがありまして、しばし、麻布十番商店街を散策するのも楽しいですね。

食べ物屋さんだけではなく、ここには「麻布十番温泉」があります。健康ランドの草分けのような感じの温泉ですね。場所は麻布十番の北側で、六本木ヒルズからも至近距離です。この温泉は、黒い色をしております。また、畳の大広間で休憩と食事ができまして、都心で、ちょっとした「温泉気分」を味わうことができます。
麻布十番では、毎年8月の最終週に「十番祭り」が行われています。この祭りは露天も並び、都心で祭り気分を味わえることから、例年沢山の人たちで賑わっています。

先ほど麻布十番の由来に古川の改修工事について説明しましたが、古川は現在もありまして、橋の名前も、麻布十番の近くから、一の橋、二の橋、三の橋と名づけられていまして、車で走るときなど、ちょうどいい目標になりますね。以前はアクセスも悪く、定期バスが公共交通でしたが、近年は都営の大江戸線の駅もできまして便利になりました。

冒頭この町は江戸時代には、麻布山善福寺の門前町として栄えたと説明いたしましたが、善福寺は現在も残っています。この善福寺は、歴史のある寺です。創建されたのは天長元年(西暦824年)になります。東京では浅草寺に次ぐ歴史があります。鎌倉時代には親鸞がこの寺で布教したと記されています。
麻布十番は都心にありながら、下町的な風情の漂う町ですね。

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